指数関数と対数関数の極限
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公式
指数関数と対数関数に関して、以下の式が成り立つ。
x→0limxlog(x+1)=1
x→0limxex−1=1
証明
(1)
x→0limxlog(x+1)=x→0limx1log(x+1)=x→0limlog(x+1)x1=log(x→0lim(x+1)x1)=log(e)=log(e)
3つ目の等号は、対数関数が連続であるため成り立つ。最後の等号は、eの定義による。
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(2)
ex−1=tと置換すると、x=log(t+1)になるため
x→0limxex−1=t→0limlog(t+1)t=t→0limt1log(t+1)1=t→0limt1log(t+1)t→0lim1=11=1
3つ目の等号は、limgf=limglimfによって成り立つ。4つ目の等号は、(1)によって成り立つ。
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