オイラーの反射公式の導出
📂関数オイラーの反射公式の導出
式
非整数の p に対して
Γ(1−p)Γ(p)=sinπpπ
説明
ガンマ関数を使った式の中で最も有名な式だ。
反射公式から得られる役立つ結果には Γ(21)=π がある。そのためか?反射公式という名前は 21 を反射させるという意味からつけられたと言われている。
導出
ワイエルシュトラスの無限積: Γ(p)1=peγpn=1∏∞(1+np)e−np
Γ(p)1⋅Γ(−p)1==peγpn=1∏∞(1+np)e−np⋅(−p)e−γpn=1∏∞(1−np)enp−p2n=1∏∞(1−n2p2)
一方で Γ(1−p)=−pΓ(−p) だから
Γ(1−p)Γ(p)1=pn=1∏∞(1−n2p2)
シンク関数のオイラー表示: πxsinπx=n=1∏∞(1−n2x2)
シンク関数のオイラー表示をうまく調整すれば、求めていた式を得ることができる。
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