負論理積、NANDゲート負論理積、NANDゲート
定義
以下のブール関数を**NANDゲート**NAND gate、または否定論理積と呼び、次のように記す。
↑:{0,1}2→{0,1}
0↑0=1,0↑1=1,1↑0=1,1↑1=0
説明
NOTゲートとANDゲートの合成であり、N(OT)とANDを引用してNANDと命名されている。
↑=¬∘∧
a↑b=¬(a∧b)
ANDゲートとは逆に動作し、すべての入力が真のときのみ偽を出力する。また、{↑}は関数的に完全であるとされ、(1)により当然であると考えられる。
부울 함수 | 기호 | 진리표 |
NAND |  | a | b | a↑b | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 |
|
定理
(複製関数を許容すると) {↑}は関数的に完全である。つまり、↑はユニバーサルゲートである。
証明
定理
NOTとANDゲートのセット{¬,∧}は関数的に完全である。
上記の定理に従い、複製関数clと↑のみでNOTゲートとANDゲートを作ることができることを示せばよい。
NOTゲート
¬=↑∘cl¬a=a↑a
が成立する。
↑∘cl(0)=0↑0=1=¬0↑∘cl(1)=1↑1=0=¬1
ANDゲート
∧=↑∘cl∘↑a∧b=(a↑b)↑(a↑b)
が成立する。
(0↑0)↑(0↑0)=(1↑1)=0=0∧0(0↑1)↑(0↑1)=(0↑0)=0=0∧1(1↑0)↑(1↑0)=(0↑0)=0=1∧0(1↑1)↑(1↑1)=(1↑1)=1=1∧1
■