凸関数の様々な性質
📂関数凸関数の様々な性質
定理
全ての凸関数は連続である。
fが増加する凸関数であり、gが凸関数であるならば、f∘gも凸関数である。
fが(a,b)で凸であり、a<s<t<u<bであるならば、
t−sf(t)−f(s)≤u−sf(u)−f(s)≤u−tf(u)−f(t)
fが次を満たす(a,b)で定義された連続関数であるならば、凸関数である。
f(2x+y)≤2f(x)+f(y),x,y∈(a,b)
f=F′を増加関数とする。するとFは凸である。
証明
5.
a≤x≤y≤bとしよう。
F(y)−F(2x+y)F(2x+y)−F(x)=∫2x+yyf(t)dt=∫x2x+yf(t)dt
fが増加関数であるため、
∫x2x+yf(t)dt≤∫2x+yyf(t)dt≥
⟹F(2x+y)−F(x)≤F(y)−F(2x+y)
2⟹F(2x+y)≤F(y)+F(x)
⟹F(2x+y)≤2F(y)+F(x)
4.によって、Fは凸である。
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