ガンマ関数の1における微分係数
📂関数ガンマ関数の1における微分係数
定理
ガンマ関数 Γ とオイラー-マスケローニ定数 γ について、以下が成立します。
Γ′(1)=−γ
証明
ガンマ関数の導関数と逆数の積:
Γ(z)Γ′(z)=−γ+n=1∑∞(n1−z+n−11)
ガンマ関数の導関数と逆数の積の形で z=1 を代入すると
Γ(1)Γ′(1)===−γ+n=1∑∞(n1−1+n−11)−γ+n=1∑∞(n1−n1)−γ+0
になり、Γ(1)=0!=1 なので Γ′(1)=−γ を得ます。
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