3次元ユークリッド空間における曲線が平面内に位置する同値条件
📂幾何学3次元ユークリッド空間における曲線が平面内に位置する同値条件
定理
単位スピード曲線κ=0に対して、以下の3つは等価である。
- (a): αは平面にある。
- (b): Bは定数である。
- (c): τ=0が成り立つ。
説明
これはフレネ-セレ式の帰結として、捩れがなぜτ:=⟨B′,N⟩のように奇妙に定義されたのかを理解することができる。
証明
フレネ-セレの公式:αがκ(s)=0の単位スピード曲線である場合、
T′(s)=N′(s)=B′(s)=κ(s)N(s)−κ(s)T(s)+τ(s)B(s)−τ(s)N(s)
パート1. (b)⟹(c)
Bが定数なので、B′=0であり、フレネ-セレ公式により、τ=−⟨B′,N⟩=0。
パート2. (c)⟹(b)
τ=0であれば、フレネ-セレの公式により、B′=−τN=0。
パート3. (a)⟹(b)
便宜上、αがxy平面上にあり、α(s)=(x(s),y(s),0)のように表されるとする。
T=α′(s)=(x′,y′,0)N=κ(s)T′(s)=κ1(x′′,y′′,0)
なので、
B=T×N=κ1e1x′x′′e2y′y′′e300=κ1(0,0,κ)=(0,0,±1)
つまり、Bは定数である。これはxy平面で示されたものだが、基底を変えることで全ての平面に一般化できる。ここで、κ=∣x′y′′−x′′y′∣は計算によって得られる。
パート4. (b)⟹(a)
あるv∈R3に対して、次が成り立つことを示せば十分である。
⟨α(s)−α(s0),v⟩=0
v=Bに対して、
⟨α(s)−α(s0),B⟩′=⟨α′(s),B⟩+⟨α(s)−α(s0),B′⟩=⟨T,B⟩+⟨α(s)−α(s0),0⟩=0+0
したがって、⟨α(s)−α(s0),B⟩は全てのs∈Iに対して変わらず、具体的にはs=s0とすると、
⟨α(s)−α(s0),B⟩=0
■