セントラルB-スプライン
📂フーリエ解析セントラルB-スプライン
定義
m∈Nに関して、中心B-スプライン Bmを次のように定義する。
Bm(x):=T−2mNm(x)=Nm(x+21)
ここで、TはL2空間のトランスレーションである。
説明
次のように定義することもできる。
B1:=χ[−1/2,1/2],Bm+1:=Bm∗B1, m∈N
二つの定義は実際には同じ関数を意味している。ここでのキーポイントはBmを偶関数になるように定義したことである。B-スプラインでは、次の式が成り立つことが簡単にわかる。
Bm+1(x)=∫−∞∞Bm(x−t)B1(t)dt=∫−2121Bm(x−t)dt
中心B-スプラインは、B-スプラインを平行移動したものに過ぎないので、B-スプラインの性質をそのまま持っている。
性質
(a) suppBm=[−2m,2m]
(b) ∫−∞∞Bm(x)dx=1
(c) m≥2に対して、
k∈Z∑Bm(x−k)=1,∀x∈R
(c’) m=1の時、上記の式はx∈R∖{±21,±23,…}に対して成立する。
(d) 中心B-スプラインのフーリエ変換は次のようである。
Bm(γ)=(2πiγeπiγ−e−πiγ)m=(πγsin(πγ))m
ここで、fのフーリエ変換 fの定義は次の通りである。
f(γ):=∫−∞∞f(x)e−2πixγdx
証明
(a)
suppNm=[−2m,2m]であり、Bm=T−2mNmであるため、
suppBm=[0−2m,m−2m]=[−2m,2m]
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(b)
∫−∞∞Nm(x)dx=1
であり、Bm=T−2mNmであるため、
∫−∞∞Bm(x)dx=∫−∞∞T−2mBm(x)dx=1
■
(c)
k∈Z∑Nm(x−k)=1,∀x∈R
であるため、
k∈Z∑Bm(x−k)=k∈Z∑T−2mNm(x−k)=1,∀x∈R
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(c')
m=1の時、Nmに対してx∈R∖Zが成立し、Bm=T−2mNmであるため、x∈R∖{±21,±23,…}に対して成立する。
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(d)
B-スプラインのフーリエ変換は次の通りである。
Nm(γ)=(2πiγ1−e−2πiγ)m
すると、フーリエ変換の性質によって
F[Nm(x+2m)](γ)=e2πi2mγNm(γ)
であるため、
Bm(γ)===== F[Bm(x)](γ)=F[Nm(x+2m)](γ) e2πi2mγNm(γ) (eπiγ)m(2πiγ1−e−2πiγ)m (2πiγeπiγ−e−πiγ)m (πγsin(πγ))m
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