リプシッツ連続
📂距離空間リプシッツ連続
定義
2つの距離空間 (X,dX)、(Y,dY)について、関数 f:X→Yが与えられているとする。全ての x1,x2∈Xに対して次が成立するような定数 Kが存在する場合、fを K-リプシッツ連続Lipschitz continuousと言う。
dY(f(x1),f(x2))≤KdX(x1,x2)
このような定数Kをリプシッツ定数Lipschitz constantと言う。
説明
ドイツの数学者ルドルフ・リプシッツRudolf Lipschitzの名前から名付けられた。fがリプシッツ連続であるとは、平均変化率の最大値が存在することを意味する。全てのオープンボールに対してリプシッツ連続であれば、局所リプシッツ連続locally Lipschitz continuousと言う。X,Yがユークリッド空間であれば、
∣f(x2)−f(x1)∣≤K∣x2−x1∣
数値解析における微分方程式の解の安定性に関連する条件である。
性質
f:R→RがK-リプシッツ連続であれば、fは
- 絶対連続である。
- ほぼどこでも微分可能である。
- ほぼどこでも∣f′∣≤Kである。
微分可能なfがリプシッツ連続であることは、f′が有界関数であることと同値である。