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輪および円筒シェルの慣性モーメント 📂古典力学

輪および円筒シェルの慣性モーメント

公式

半径がaaで質量がmmのリングの慣性モーメントは、回転軸がリングの中心を通り、

  • リングが作る平面に垂直な場合はI=ma2I=ma^{2}である。

  • リングが作る平面と平行な場合はI=12ma2I=\dfrac{1}{2}ma^{2}である。

導出

半径がaaで質量がmmの薄くて均一な円形リング(または円筒型のシェル)を考えよう。回転軸がリングが作る平面に垂直である場合と、リングが作る平面と平行である場合がある。

回転軸がリングの中心を通り、リングが作る平面に垂直な場合

7.jpg

慣性モーメントを求める式はI=r2dm\displaystyle I=\int r^{2}dmで、回転軸から質点までの距離は常に半径aaで一定なので、次のようになる。

Iz=a2dm=a2dm=ma2 I_{z}=\int a^{2}dm=a^{2}\int dm=ma^{2}

回転軸がリングの中心を通り、リングが作る平面と平行な場合

88.jpg

垂直軸定理Iz=Ix+IyI_{z}=I_{x}+I_{y}により、xx軸を回転軸とする場合もyy軸を回転軸とする場合も同じ形状となるためIx=IyI_{x}=I_{y}である。したがって、次のようになる。

2Ix=Iz=ma2    Ix=12ma2 \begin{align*} && 2I_{x} &= I_{z}=ma^{2} \\ \implies && I_{x} &= \dfrac{1}{2}ma^{2} \end{align*}