ヒルベルト空間における密な部分空間を持つベッセル列
📂ヒルベルト空間ヒルベルト空間における密な部分空間を持つベッセル列
定理
ヒルベルト空間 Hが与えられたとき、{vk}k∈N⊂HとV=HであるV⊂Hが次を満たすとする。
k∈N∑∣⟨v,vk⟩∣2≤B∥v∥2,v∈V
すると、{vk}k∈Nはベッセル境界Bのベッセル列である。
説明
もともとベッセル列は、すべてのv∈Hで不等式を満たさなければならなかったが、V=Hにより、そのような条件が緩和され、v∈Vでのみ満たせば十分になった。特にHがポーランド空間であれば、自然に条件を満たす。
証明
v∈Hとすると、Hが可分空間であるため、wl→vを満たす{wl}l∈N⊂Vが存在する。各l∈Nとすべてのn∈Nについて
k=1∑n∣⟨wl,vk⟩∣2≤B∥wl∥2
すると、l→∞を取れば
k=1∑n∣⟨v,vk⟩∣2≤B∥v∥2
これはすべてのn∈Nに対して成り立つため、n→∞を取れば
k=1∑∞∣⟨v,vk⟩∣2≤B∥v∥2
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