ベクトル値関数の極限と連続性
📂多変数ベクトル解析ベクトル値関数の極限と連続性
定義
三つのスカラー関数 f,g,h:R→Rに対して、ベクトル関数 r:R→R3は次のようになるとする。
r(t)=(f(t),g(t),h(t))
rのaでの極限limitは次のように定義される。
t→alimr(t)=(t→alimf(t),t→alimg(t),t→alimh(t))
次の式が成り立てば、rはaで連続continuousであるという。
t→alimr(t)=r(a)
説明
スカラー関数の極限と連続性の定義をそのまま拡張したものである。n次元についても同じ方法で定義される。r(t)=(f1(t),…,fn(t))について、
t→alimr(t)=(t→alimf1(t),…,t→alimfn(t))