位相空間におけるホモトピー
定義 1
二つの位相空間 について、全単射 が存在し、とその逆関数 が共に連続関数ならば、を位相同型写像homeomorphismと呼び、二つの位相空間は位相同型homeomorphicであるという。
定理
以下の命題は互いに等価だ。
説明
距離空間で定義されたものと同様に、位相同型の概念も簡単に拡張できる。連続関数を学ぶ理由そのものと見ても良い。
特に(3)、そして特に(4)が良い理由は、逆関数に対するチェックが不要なためだ。開関数と閉関数の性質から簡単に推論されて、逆関数が連続でなければならない条件を代わりに満たしてくれる。
特に、が微分可能ならば、微分同型写像diffeomorphism, ディフィオモルフィズムと呼ぶ。
参照
Munkres. (2000). Topology(2nd Edition): p105. ↩︎