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LaTeXでハイパーリンクを使用する方法 📂論文作成

LaTeXでハイパーリンクを使用する方法

コード

hyperrefパッケージを呼び出し、\href{アドレス}{内容}コマンドを使えばいい。テキストや数式を囲んでも良く、ディスプレイモード内でも使用可能だ。

\documentclass{article}
\usepackage{hyperref}
\hypersetup{
    colorlinks=true,
    urlcolor=blue,
}
\begin{document}

unlinked Freshrimpsushi Blog 

linked \href{https://freshrimpsushi.github.io/ko/}{Freshrimpsushi Blog}

The Fourier transform \href{https://freshrimpsushi.github.io/ko/posts/1086/}{$\hat{f}$} is defined as

$$
\href{https://freshrimpsushi.github.io/ko/posts/1086/}{\hat{f}(\xi) = \frac{1}{2\pi}\int_{-\infty}^{\infty} f(x) e^{-i \xi x} dx}
$$

\end{document}

\hypersetupを通じてURL、ファイルなどの色を指定することも可能だ。使用できるコマンドは以下の通り。

リンクスタイルオプション

オプションデフォルト説明
hyperindextrue索引項目のページ番号をハイパーリンクとして表示する。
linktocpagefalse目次でテキストの代わりにページ番号をリンクとして表示する。
breaklinksfalseリンクが複数行に分割されて表示されることを許可する。
colorlinksfalseリンクとアンカーのテキスト色を指定し、この色は出力にも反映される。
linkcolorred一般的な内部リンクの色。
anchorcolorblackアンカー(ターゲット)テキストの色。
citecolorgreen文献引用の色。
filecolorcyanローカルファイルを開くリンクの色。
urlcolormagenta接続されたURLの色。
frenchlinksfalseリンクに色の代わりに小文字を使用する。

PDFオプション

オプションデフォルト説明
bookmarkstrueAcrobatブックマークが作成され、目次に似た形で生成される。
bookmarksopenfalseブックマークがすべてのサブツリーを展開した状態で表示される。
citebordercolor0 1 0引用箇所の周りのボックス色をRGB形式で指定する。
filebordercolor0 .5 .5ファイルリンクの周りのボックス色をRGB形式で指定する。
linkbordercolor1 0 0一般的なリンクの周りのボックス色をRGB形式で指定する。
menubordercolor1 0 0メニューリンクの周りのボックス色をRGB形式で指定する。
urlbordercolor0 1 1URLリンクの周りのボックス色をRGB形式で指定する。
pdfpagemodeemptyファイルが開かれる方式を決定する。可能な値はUseThumbs(サムネイル)、UseOutlines(ブックマーク)、FullScreen(全画面)だ。
pdftitle文書のタイトルを設定する。
pdfauthor文書の著者を設定する。
pdfstartpage1PDFファイルが開かれるときの開始ページを設定する。