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Rでの様々な分布関数 📂R

Rでの様々な分布関数

説明

Rで、特定の分布に関連した関数は、以下の接頭辞と接尾辞の組み合わせで作られます。

接頭辞

確率分布XXの確率分布関数をf(x)f(x)としましょう。

  • r-: ランダム抽出のため、確率分布XXから出たx1,,xnx_{1}, \cdots , x_{n}を考えるといい。
  • d-: 分布関数のため、f(x)f(x)
  • p-: 累積分布関数のため、F(x)=xf(t)dtF(x) = \displaystyle \int_{\infty}^{x} f(t) dt
  • q-: 分位数関数のため、F1(α)F^{-1}(\alpha)

接尾辞

名が知られた分布はほぼすべてありますが、特によく使われる分布は以下の通りです。

  • -norm: 正規分布
  • -t: t-分布
  • -f: F-分布
  • -chisq: カイ二乗分布 さまざまな分布について知りたい場合は、コンソールに?distributionと入力します。

20180604\_131932.png

ランダム抽出関数の最初の引数は、常にどれだけ抽出するかについてのことで、具体的なパラメータの調整は分布により異なります。分布関数は、与えられたxxに対してただの関数値を返すので、下のようにplot()を使うと確率密度関数のグラフが描かれます。累積分布関数は、与えられたxxまで積分した値を返すので、よく知っている通り、x=1.96x=1.96に対して0.9750.975を返しました。分位数関数は、与えられたα\alphaに対して分位数を返すので、よく知っている通り、α=95\alpha = 95%に対して1.651.65を返しました。

1232.png

コード

以下は例示コードです。

set.seed(150421)
rnorm(4)
pnorm(1.96)
qnorm(0.95)
dnorm(0)
win.graph()
plot(dnorm,xlim=c(-3,3))