医療画像の断面の種類
概要
体を分ける平面は、向きによって三つに分けることができる。これらをそれぞれ冠状面、矢状面、横断面という。医療画像を見る時、画像がどの平面にあるかによって、画像が与える情報が大きく変わるので、これを区別することは重要だ。
説明
以下の説明では、体は地面に立っていると仮定する。
冠状面
地面と垂直で、体を前後に分ける平面を冠状面coronal planeという。
矢状面
地面と垂直で、体を左右に分ける平面を矢状面sagittal planeという。"〜の脳構造"で見える断面が矢状面だ。
横断面
地面と平行で、体を上下に分ける平面を横断面transverse or axial plane, 横面という。