微分可能多様体上の微分可能なベクトル場の集合
📂幾何学微分可能多様体上の微分可能なベクトル場の集合
定義
Mを微分可能多様体と呼ぼう。M上の全ての微分可能なベクトル場の集まりをX(M)と記号で表す。
X(M):={all vector fileds of calss C∞ on M}
説明
X(M)は環D(M)に対して、D(M)-モジュールである。言い換えると、微分可能な関数f∈D(M)とベクトル場X∈X(M)に対して、fXが(各点で)よく定義される。
(X+Y)(p)fX(p)=X(p)+Y(p)=f(p)X(p)∀X,Y∈X(M),∀f∈D(M)
X(p)とY(p)は、ベクトル空間 TpMの要素であるため、和がよく定義される。f(p)∈Rであり、X(p)∈TpMであるため、これらの積もよく定義される。
また、ベクトル場はそれ自体が微分作用素であるため、次のように積の微分が成り立つ。X,Y∈X(M),f∈D(M)に対して、
X(fY)=X(f)Y+fXY
直接計算で簡単に示すことができる。X=ai∂x∂i、Y=bj∂x∂jとすると、
X(fY)=ai∂xi∂(fbj∂xj∂)=ai∂xi∂(fbj∂xj∂)=ai∂xi∂fbj∂xj∂+aif∂xi∂bj∂xj∂+aifbj∂xi∂xj∂2=ai∂xi∂fbj∂xj∂+f(ai∂xi∂bj∂xj∂+aibj∂xi∂xj∂2)=X(f)Y+fXY
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