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ヒートマップとは? 📂データサイエンス

ヒートマップとは?

定義

関数f:R2Rf : \mathbb{R}^{2} \to \mathbb{R}のグラフをxyxy-平面に投影して、関数値を色で示したものをヒートマップheatmapという。

解説

cut_heatmap.png

上の図はz=4xe(x2+y2)z = -4x e^{-(x^2+y^2)}のグラフ(上)とそのヒートマップ(下)を同じページに描いたものだ。このように、ヒートマップは3次元のグラフを2次元に移し替えた後、色を使ってわかりやすく描かれたものである。見る角度などに依存しないため、もっと見やすい。3次元のグラフと比べて面積も狭く、描く速度も当然速いため、時間的にも空間的にも経済的で、広く利用されている。特別な理由がなければ、3次元のグラフはヒートマップで見るのが一般的だ。

これをヒートマップと呼ぶ理由は、下の写真1のような熱画像カメラの画面を考えれば簡単に理解できるだろう。熱画像カメラの画面では、温度の値が数字や高さで表示されるのではなく、一目で分かりやすいように色で表示される。

Screenshot.png