二つの曲面の間で微分可能な関数
📂幾何学二つの曲面の間で微分可能な関数
定義
2つの曲面M,Nの間の関数f:M→Nが与えられたとする。点p∈M, f(p)∈Nを含む座標片マッピングをx:U→M, y:V→Nと言おう。もしy−1∘f∘x:U→Vが微分可能なら、fを点pで微分可能だと言う。
説明
2つの曲面M,Nも結局R3の部分集合なのに、一般の微分のようにfの微分可能性を考えない理由は何だろう?この答えは下の形でかんたんに
f′(p)=h→0limhf(p+h)−f(p)
分子のf(p+h)−f(p)がMに属しない可能性があるからだ。つまり、一般に曲面上の点は加算に対して閉じていない。半径が1の球を考えても、任意の2点を足すと球面を出ると分かる。

だから、MとNの座標片でy−1∘f∘xを考える。すると、この関数はR2の平らな部分集合であるUからVへの関数なので、私たちが知っている一般の微分について話せるようになる。
y−1∘f∘x:U⊂R2→V⊂R2