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ジュリアでmatファイルを読み書きする方法 📂ジュリア

ジュリアでmatファイルを読み書きする方法

概要

MAT.jlMATLABで使用されるデータ保存形式である*.matファイルを読み書きするライブラリだ1Juliaがそうであるように、このパッケージは既存のプログラミング言語や習慣を捨てさせるのではなく、できるだけ馴染みのある環境を提供することでユーザーを獲得する戦略を示している。

  • Juliaの速さと利便性は大きな利点だが、MATLABは研究目的の視覚化に独特の利点を持っている。既にMATLABで図を描く作業に習熟している場合、‘Juliaへの完全な移行’は大きな犠牲を伴うため、魅力的ではない。MAT.jlの存在は「そんな心配するな、計算はJuliaで速くこなしてから、図はMATLABで描き直せばいいんだ」という誘惑そのものだ。
  • 逆に、‘MATLABで既に作業をして構築したものが多いが、何か限界を感じてJuliaに移りたい状況’でも役立つ。

mat形式より進化したJulia独自の保存方式は、JLD2.jlパッケージを参照すればいい。

コード

X = rand(0:9, 8, 3)

using MAT
matwrite("example.mat", Dict("Y" => X))
matfile = matopen("elpmaxe.mat")
A = read(matfile, "A")
close(matfile)

Julia → MATLAB

20221119_215945.png 20221119_215958.png

MATLAB → Julia

20221119_215018.png 20221119_214928.png

環境

  • OS: Windows
  • julia: v1.7.3
    • MAT v0.10.3
  • MATLAB: R2022b