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基礎統計学における母数と統計量 📂データサイエンス

基礎統計学における母数と統計量

定義 1

母集団に関連する数値的に記述される尺度数値的記述尺度母数パラメータといい、サンプルから算出されたものを統計量スタティスティックという。

説明

統計学の定義については様々な考え方があるが、基本的には推論統計学、特に数理統計学での「母数とは何か」に関心を持つ学問とされている。この観点から、統計学はデータを通じて母集団の母数を知る方法を研究する学問だと言える。

一方、面白いことに、統計量Statisticにsを一つ加えるとStatistics、つまり統計学そのものになる。これは、統計学が統計量に関する研究であり、特にそれが母数に関するものである時は推定量エスティメータと言われることを意味している。例えば、ほとんどの場合、サンプルを全て加算し、その数で割る統計量である標本平均 $\overline{x}$ は母平均 $\mu$ を知るための推定量である。

関連項目を見る

数理統計学での統計量と推定量

ハイパーパラメータ


  1. メンデンホール. (2012).「確率と統計の紹介」 (13版): p50. ↩︎