ベータ分布の十分統計量
📂確率分布論ベータ分布の十分統計量
概要
ベータ分布に従うランダムサンプル X:=(X1,⋯,Xn)∼Beta(α,β) が与えられているとする。
(α,β) のための十分統計量 T は、以下の通りである。
T=(i∏Xi,i∏(1−Xi))
証明
f(x;α,β)===k=1∏nf(xk;α,β)k=1∏nB(α,β)1xkα−1(1−xk)β−1B(α,β)1(k=1∏nxk)α−1(k=1∏n(1−xk))β−1
ネイマン分解定理によれば、T:=(∏iXi,∏i(1−Xi)) は (α,β) のための十分統計量である。
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