対角行列積を通した行列の行別、列別スカラップ
📂行列代数対角行列積を通した行列の行別、列別スカラップ
定理
対角行列 D:=diag(d1,⋯,dn) と 行列 A:=(aij)∈Cn×n について、以下が成り立つ。
DA=AD=d1a11d2a21⋮dnan1d1a12d2a22⋮dnan2⋯⋯⋱⋯d1a1nd2a2n⋮dnannd1a11d1a21⋮d1an1d2a12d2a22⋮d2an2⋯⋯⋱⋯dna1ndna2n⋮dnann
言い換えると、対角行列 D を左からかけると行ごとのスカラー乗算ができ、右からかけると列ごとのスカラー乗算ができる。
証明
この類の証明は一般的にやるべきではない。 3次の行列については、目で確認してみよう。
x000y000zadgbehcfi=xaydzgxbyezhxcyfzi
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