Juliaで外部プログラムを実行する方法
コード
ジュリアでは、run()
関数を通じてバックティックbacktick `で囲まれた文字列を実行する。パイソンでは os
モジュールの os.system()
を使ったのと似ている。
julia> txt = "helloworld"
"helloworld"
julia> typeof(`echo $txt`)
Cmd
上記のように、バックティックで囲まれた文字列は Cmd
というタイプを持ち、run()
関数として実行することができる。
julia> run(`cmd /C echo $txt`)
helloworld
Process(`cmd /C echo helloworld`, ProcessExited(0))
この例に限定すると、Windowsでは cmd
にある echo
を実行しなければならず、少し複雑になるが、Linuxではただ echo $txt
を使用すれば良い。Windowsでこのようなコマンドを頻繁に使うならば環境変数を修正しよう1。
環境
- OS: Windows
- julia: v1.6.3