ジュリアで図の凡例の位置を調整する方法
概要 1
plot()
関数の legend
オプションで、凡例の位置を自由に調整できる。$0$ から $1$ までの値で構成された2-タプルを与えると、正確にその位置に表示されるし、それ以外はシンボルで制御できる。
シンボルの場合は、top/bottom と left/right を順に結びつけて組み合わせる。最初に outer を付けると、図の外側に凡例が表示される。組み合わせで作られるシンボルの例は以下の通り:
:bottom
:left
:bottomleft
:outertopright
したがって、:leftbottom
や :toprightouter
のようなシンボルは許されない。
コード
data = randn(100, 2)
plot(data)
plot(data, legend = (0.5, 0.7)); png("tuple")
Symbols = [:none, :bottom, :left, :bottomleft, :outertopright, :inline]
for symbol ∈ Symbols
plot(data, legend = symbol)
png(string(symbol))
end
正確な位置の指定 legend = (0.5, 0.7)
タプル (0.5, 0.7)
は、横軸の50%、縦の高さの70%ぐらいに凡例が表示される。
凡例の除去 :none
上下左右 :bottom
, :left
組み合わせ :bottomleft
外側 :outertopright
図の外側に凡例を出力した。このため、図が歪むことに注意が必要だ。
線の終わり :inline
多くの線があり、色で区別するのが難しい、または最後の値が特に重要な場合に便利だ。
環境
- OS: Windows
- julia: v1.6.3