確率密度関数の畳み込み公式
📂数理統計学確率密度関数の畳み込み公式
式
2つの独立した連続確率変数 X,Y の確率密度関数が fX,fY で与えられるとする。それでは、Z:=X+Y の確率密度関数は2つの確率密度関数の畳み込み fZ=fX∗fY である。
fZ(z)=(fX∗fY)(z)=∫−∞∞fX(w)fY(z−w)dw
導出
W:=X とすると、ヤコビアンは
1110=∣−1∣=1
であり、Z と W の結合確率密度関数 fZ,W は
fZ,W(z,w)=fX,Y(w,z−w)=fX(w)fY(z−w)
である。従って、Z の周辺確率密度関数は −∞<w<∞ の定積分によって次のように求められる。
fZ(z)=∫−∞∞fX(w)fY(z−w)∣1∣dw
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