フロベニウスノルム
📂行列代数フロベニウスノルム
定義
行列 A=(aij)∈Cm×n に対する行列のノルム ∥⋅∥F を以下のように定義し、フロベニウスノルムFrobenius normと呼ぶ。
∥A∥F=ij∑∣aij∣2=Tr(AA∗)
説明
フロベニウスノルムはヒルベルト・シュミットノルムとも呼ばれる。n=1、つまりm次元のベクトルの空間ではユークリッドノルムになるので、ユークリッドノルムの自然な一般化と見ることができる。
フロベニウスという名前が難しそうに見えるかもしれないが、定義自体は全く難しくないから、簡単に考えればいい。