ベクトル関数のカールのカール
📂数理物理学ベクトル関数のカールのカール
公式
ベクター関数のカールのカールは以下の通りだ。
∇×(∇×A)=∇(∇⋅A)−∇2A
説明
最初の項、∇(∇⋅A)は、ダイバージェンスのグラジエントで、特に名前はない。二番目の項は重要で名前がある。∇⋅∇をラプラシアンというが、正確にはベクター関数のラプラシアンだ。
カールのカールに特別な意味があるわけではなく、他の2種類の2次導関数として表すことができる点だけ知っておけばいい。
証明
アインシュタイン記法を使用して合計記号 ∑を省略した。レヴィ-チヴィタ記号を使用して計算すると、次のとおりだ。∇j=∂xj∂とするならば、
∇×(∇×A)=ϵijkei∇j(∇×A)k=ϵijkei∇j(ϵklm∇lAm)=ϵijkϵklmei∇j∇lAm=(δilδjm−δimδjl)ei∇j∇lAm=δilδjmei∇j∇lAm−δimδjlei∇j∇lAm=ei∇i∇jAj−∇j∇jeiAi=ei∇i(∇⋅A)−∇j∇jA=∇(∇⋅A)−∇⋅∇A
四番目の等号は、ϵijkϵklm=(δilδjm−δimδjl)によって成り立つ。
■