ジュリアで変数の値を便利に出力する方法、補間
概要
Juliaの便利な機能である補間法interpolationについて説明する。インターポレーションをうまく利用すると、出力文を簡単かつきれいに書けるため非常に便利である。数値解析の補間法とは関係ないが、言葉の意味は共通している。数値解析の補間法に関連する機能については、Interpolations.jl
の使用法を参照。
コード
使い方は非常に簡単。次のように文字列の中で変数の前にドル記号$
を付けると、変数が自動的に文字列として読み込まれる。変数そのものではなく計算が必要な場合は、わざわざ外で計算する必要なく$()
の中に書けばよい。
julia> x = 12
12
julia> y = -2
-2
julia> println("value of x, y: $x, $y")
value of x, y: 12, -2
julia> println("value of x+y: $(x+y)")
value of x+y: 10
環境
- OS: Windows
- julia: v1.5.0