関数 f:X→Cf : X \to \mathbb{C}f:X→Cが与えられたとする。x,y∈Xx,y\in Xx,y∈X、a,b∈Ca,b \in \mathbb{C}a,b∈Cに対して、下記の式が成立するなら、fffを反線形antilinearまたは共役線形conjugate linearと言う。
f(ax+by)=a‾f(x)+b‾f(y) f(ax + by)=\overline{a}f(x)+\overline{b}f(y) f(ax+by)=af(x)+bf(y)
掛けられた定数が関数の内外で同じ線形関数と異なり、関数の内外で共役複素数である関数である。a∈Ra \in \mathbb{R}a∈Rであれば、a=a‾a=\overline{a}a=aなので、実数値関数がリニアであることはアンチリニアであることと同じ意味である。