ジュリアでパイプオペレータを使用する方法
概要
ジュリアはデータを扱う上での強みを生かして、パイプラインオペレーターをサポートしている。
コード
julia> (1:5) .|> (x -> sqrt(x+2)) .|> sin |> minimum
0.4757718381527513
julia> minimum(sin.((x -> sqrt(x+2)).(1:5)))
0.4757718381527513
上のサンプルコードは、配列 $[1,2,3,4,5]$ を $\sqrt{x + 2}$ に入れ、その結果を $\sin$ に入れて、その中の最小値を得るコードであり、上記のコードと以下のコードは完全に同じ結果を出す。複雑なコードを書く中でパイプラインがどれだけ便利であるかは、説明するまでもないだろう。配列を入れる時は、各要素を個別に扱うために必ずドットを使用する点だけ注意すれば、他の言語のパイプラインと同じように使用できる。
他の言語
環境
- OS: Windows
- julia: v1.5.0