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Rパッケージのインストール時の「Warning in install.packages lib = C:\Program Files\R\R-3.6.1\library is not writable」の解決方法 📂R

Rパッケージのインストール時の「Warning in install.packages lib = C:\Program Files\R\R-3.6.1\library is not writable」の解決方法

概要

これは、プログラミングどころか、パソコンにさえ慣れていないが、急にRを使う必要があるユーザー向けに、かなり詳細に説明しているため、細かすぎる説明であると感じられるかもしれません。

WARNING: Rtools is required to build R packages but is not currently installed. Please download and install the appropriate version of Rtools before proceeding: https://cran.rstudio.com/bin/windows/Rtools/

20191108\_104123.png

急いでRを使って何かをしなければならないが、上のような警告が出てパッケージがインストールできない場合がしばしばあります。これは、Rを初めて使うユーザーや、もともとパソコンで上手く使っていたユーザーがフォーマットした直後に、この問題に直面する場合があります。主な原因は、Rがパッケージをインストールする権限がないからです。以下の手順に従ってパッケージをインストールしてみましょう。

ガイド

ステップ 1. Rがインストールされたパスに移動する

20191108\_103641.png まず、Rがインストールされたパスに移動する必要があります。Rをインストールする際に特別なことをしていなければ、恐らく C:\Program Files\R または C:\Program Files (x86)\R にインストールされているでしょう。自分がインストールしたRのバージョンに合ったフォルダを開きます。複数のバージョンが混在している場合は、全てのRバージョンを完全に削除してからステップ 2に進むことをお勧めします。

20191108\_104651.png バージョンに合ったフォルダを開くと、上のようにRがインストールされたフォルダを確認できます。


ステップ 2. libraryフォルダのプロパティを開く

Honeycam2019-11-0810-32-38.gif libraryフォルダを右クリックして、プロパティ(R)を左クリックします。


ステップ 3. 使用権限のウィンドウを開く

Honeycam2019-11-0810-34-15.gif libraryのプロパティのセキュリティタブで、編集をクリックして使用権限のウィンドウを表示させます。


ステップ 4. すべての権限を許可する

Honeycam2019-11-0810-35-17.gif グループまたはユーザー名にあるすべてのリストで、すべての権限を許可するようにチェックして適用します。ここまでやる必要があるかもわからないが、初心者には細かい調整は難しいので、とりあえず全部許可します。


ステップ 5. パッケージのインストールを再試行する

Rコンソールに戻って、パッケージのインストールを再試行します。権限が正しく与えられていれば、以下のようにインストール成功メッセージが見えるはずです。 20191108\_104216.png