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ジュリアプログラミング言語 📂ジュリア

ジュリアプログラミング言語

概要

Julia_prog_language

ジュリアはMITで開発され、2012年に公開されたプログラミング言語で、高い生産性と速度を目指している。Cやフォートランと同等の速度を実現しながらも、PythonやRのような高レベルの構文を備えており、その他の多くの言語の利点を取り入れている。2019年11月現在、GPUの急速な発展とディープラーニングの流行により少し遅れているのは事実だが、ジュリアを超えるほど便利で速い言語は学界にはない。

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特長

ジュリアの特長を見てみよう:

  1. 速い。他の言葉は必要ない。ベンチマークを見れば、Cフォートランと肩を並べていることがわかる。 20191008\_122905.png
  2. 簡単だ。最適化まで気にしなければ、ジュリアのプログラミングは、マットラボ、R、パイソンと似たり寄ったりだ。ただし、これらの言語で何かプログラムを実装した後、最適化のためにCで同じコードを書き直す必要がない。ジュリアに適したコーディング技術を通じて改善されるだけだ。同じ理由で、自然科学系のユーザーがマットラボ、R、パイソンを知っていれば、ジュリアもすぐに慣れることができる。実際、これらの言語の生産性は非常に高いため、どんなプログラミング言語がベースであっても、ジュリアは簡単に感じられる。
  3. 無料だ。マットラボは強力な線形代数をサポートしているが、まず高価であり、実際には最適化によってジュリアがマットラボよりも10倍から1,000倍速いと言われている。さらに、MATLAB.jlパッケージを使用すると、マットラボと同じスタイルでコードを書くことができ、マットラボに熟練したユーザーが移行しやすい。
  4. 他言語のパッケージを簡単に取り込める。新しい言語の最大の弱点であり、フォートランやパイソンなどの言語が使用される主な理由の一つは、まさにパッケージである。パイソンの場合は、PyCall.jlパッケージを使用することで、パイソンの関数を直接呼び出すことができる。もちろん、ジュリアはすでに十分な高性能を備えているが、ccall()関数を使用することでCやフォートランの関数を呼び出すことができる。C++もCpp.jlパッケージでサポートされている。
  5. 並行処理に特化している。他の言語がその後に関連するパッケージを開発したのとは異なり、ジュリアは最初から並行処理を念頭に置いて開発された。実際、プログラムによっては、便利というよりも最適化の核心となることもある。