関数の級数
📂解析学関数の級数
定義
関数列{fn:E→R}n=1∞を定めよう。
(1) k=1∑nfk(X)がn→∞の時、k=1∑∞fkの級数がEで逐点収束するならk=1∑∞fkの級数はEで逐点収束すると言う。
(2) k=1∑nfk(X)がn→∞の時、k=1∑∞fkの級数がEで一様収束するならk=1∑∞fkの級数はEで一様収束すると言う。
(3) k=1∑n∣fk(x)∣がn→∞の時、k=1∑∞fkの級数がEで逐点収束するならk=1∑∞fkの級数はEで絶対収束すると言う。
説明
関数の列を話したなら、級数を話さないわけにはいかない。ただの関数列の収束とは異なり、絶対収束まで考える点が違う。
定理
EでF:=k=1∑∞fkが一様収束するとしよう。
(1) 連続性: fnがx0∈Eで連続ならFもx0∈Eで連続である。
(2) 微分可能性: fnがE=(a,b)で微分可能であり、k=1∑∞fn′がEで一様収束する場合、FもEで微分可能である。
dxdk=1∑∞fn(x)=k=1∑∞dxdfn(x)
(3) 積分可能性: fnがE=[a,b]で積分可能なら、FもEで積分可能である。
n→∞lim∫abfn(x)dx=∫ab(n→∞limfn(x))dx
(4) バイエルシュトラスのM判定法:
関数列{fn}とx∈Eについて、∣fn(z)∣≤Mnを満たす正の数列Mnが存在し、n=1∑∞Mnが収束する場合、n=1∑∞fnはEで絶対収束および一様収束する。
(5) ディリクレの判定法:
関数列 {fk}、{gk}とn∈N、x∈Eにおいて、k=1∑nfk(x)≤M<∞を満たす正の数Mが存在しgkがEでg=0に一様収束する場合、k=1∑∞fkgkもEで一様収束する。