ラゲール多項式
📂数値解析ラゲール多項式
定義
Ln:=n!exdxndn(e−xxn) を ラゲール多項式laguerre Polynomialという。
基本性質
再帰公式
- [0]: Ln+1(x)=n+11[(2n+1−x)Ln(x)−nLn−1(x)]
直交集合
- [1] 関数の内積: ⟨f,g⟩:=∫abf(x)g(x)w(x)dx に対して重みw を w(x):=e−x とすると、{L0,L1,L2,⋯} は直交集合になる。
説明
n=0,⋯,3 に対するラゲール多項式は以下のように表される。
L0(x)=L1(x)=L2(x)=L3(x)=1−x+121(x2−4x+2)61(−x3+9x2−18x+6)
ラゲール多項式は ラゲールの微分方程式 xy’’+(1−x)y′+ny=0 の解としても定義される。
Ln(xk)=0 を満たす ラゲールの節 xk のクローズドフォームは残念ながら知られておらず、現在も数値的に計算されている。注目すべき点として、[1]で {L0,L1,L2,⋯} は直交集合であるだけでなく、実際には正規直交集合である。