ポアソン方程式のディリクレ問題の解の一意性
📂偏微分方程式ポアソン方程式のディリクレ問題の解の一意性
定理
Ω⊂Rnが開いていて有界だとしよう。そして、g∈C(∂Ω)、f∈C(Ω)だとしよう。それでは、以下のポアソン方程式のディリクレ問題において、解u∈C2(Ω)∩C(Ωˉ)が存在すれば一意である(=最大でも1つ存在する)。
{−Δuu=f=gin Ωon ∂Ω
証明
二つの関数u, u~∈C2(Ω)∩C(Ωˉ)が(eq1)を満たすとする。そして関数w:=u−u~を定義しよう。それでは、Ωにおいて、Δw=Δu−Δu~=f−f=0よりwはΩで調和的である。
調和関数の最大値原理
調和関数uに対して次のことが成り立つ。
Ωˉmaxu=∂Ωmaxu(orΩˉminu=∂Ωminu)
それでは、最大値原理によって次が成り立つ。
Ωˉmaxw=∂Ωmaxw
しかし、与えられた境界条件によってw=g−g=0 in ∂Ωであるため、次を得る。
Ωˉmaxw=∂Ωmaxw=0
同じ論理で、次も得られる。
Ωˉminw=∂Ωminw=0
したがって、Ωˉでw=u−u~=0であるため、
u=u~ in Ωˉ
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