級数、無限級数
📂解析学級数、無限級数
定義
数列 {an}が与えられたとしよう。そして、以下の記法を定義しよう。
n=p∑qan=ap+ap+1+⋯+aq(p≤q)
{an}の部分和partial sum snを次のように定義する。
sn=k=1∑nak
そうすると、snの数列 {sn}を考えることができる。数列 {sn}の極限を{an}の無限級数infinite series、または単に級数と呼び、次のように記される。
n=1∑∞an=n→∞limsn=n→∞limk=1∑nak
{sn}がsに収束する場合、次のように示し、級数が収束するという。
n=1∑∞an=s
{sn}が収束しない場合、級数が発散するという。級数が発散する場合に、
すべてのM∈Rに対し、n≥N⟹sn>Mを満たすN∈Nが存在する場合
n=1∑∞an=∞
と記される。
すべてのM∈Rに対し、n≥N⟹sn<Mを満たすN∈Nが存在する場合
n=1∑∞an=−∞
と記される。
説明
級数は、無限に多くの項を加えるという曖昧な概念を数学的に厳密に定義したものである。∑anのように単純に記されることもある。