単調関数、増加関数、減少関数
📂関数単調関数、増加関数、減少関数
定義
関数 f:[a,b]→Rが与えられたとする。x1、x2、∈[a,b]に対して
x1<x2 ⟹f(x1)≤f(x2)
を満たす場合、fは 単調に増加monotonically increasingすると言い、fを 単調増加関数monotone increasing functionと呼ぶ。逆に
x1<x2 ⟹f(x1)≥f(x2)
を満たす場合、fは 単調に減少monotonically decreasingすると言い、fを 単調減少関数monotone decreasing functionと呼ぶ。
fが単調増加関数か単調減少関数であれば、fを 単調関数monotoneと呼ぶ。
説明
単調に増加するとは、変数が大きくなるにつれて、関数の値が 少なくとも減少しないということを意味する。逆に、単調に減少するとは、少なくとも増加しないということを意味する。
定義
以下の式
x1<x2⟹f(x1)<f(x2)
を満たすfを 厳密に増加関数strictly increasing functionと呼ぶ。逆に
x1<x2⟹f(x1)>f(x2)
を満たすfを 厳密に減少関数strictly increasing functionと呼ぶ。