ラプラス変換の線形性
📂微分方程式ラプラス変換の線形性
定理
f1とf2をラプラス変換が存在する関数としよう。そして、c1,c2を任意の定数とする。そうすると
L{c1f1+c2f2}=c1L{f1}+c2L{f2}
説明
ラプラス変換が積分変換であることは明らかだ。
証明
L{c1f1+c2f2}=∫0∞e−st(c1f1+c2f2)dt=∫0∞e−stc1f1dt+∫0∞e−stc2f2dt=c1∫0∞e−stf1dt+c2∫0∞e−stf2dt=c1L{f1}+c2L{f2}
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