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モデル診断による残差の正規性の確認 📂統計的分析

モデル診断による残差の正規性の確認

診断法

標準化残差図 を使って、回帰分析が正しく行われたか確認できる。

正規性については、残差の散らばりよりも、ヒストグラムで確認したり、正規性検定を行う方が良い。

20180904_111020.png 左側は中央から上下に向かって密度が小さくなるが、右は上下問わず均等に広がっている。

しかし、実際の解析では、このように残差が正規分布以外の知られた分布に従うケースはほとんど見られない。分析で正規性が問題になるのは大体、異常値outlier のせいだ。

20180904_111033.png

サンプルに比べて異常値が多過ぎる場合や、6~7に迫るようなおかしい数字が出る場合に正規性に問題が生じる。このような異常値を盲目的に除去するのではなく、分析者が一つ一つのデータをしっかりと確認する必要がある。

参照