放射状関数
定義1
$\mathbb{R}^{n}$で定義された関数が以下を満たす場合、レイディアルと呼ばれる。
$$ f(R\mathbf{x}) = f(\mathbf{x}) \text{ for all rotations } R $$
説明
直訳すると放射型の関数だが、こんな風に呼ぶ人はほとんどいない。関数の値は原点との距離$\left| x \right|$にのみ依存する。
- 物理学では、これを球面対称と呼ぶことが多い。例としては重力、点電荷が作る電界などがある。
- 統計学で、特に空間統計学では、アイソトロピックなバリオグラムが例である。
Gerald B. Folland, Fourier Analysis and Its Applications (1992), p246-247 ↩︎