微分幾何学における等距離写像
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定義
2つの曲面 M,Nの間の関数f:M→Nが与えられたとする。次の条件を満たすfを等距離写像isometryと呼ぶ。
- fが微分可能である。
- fが全単射である。
- すべての曲線γ:[c,d]→Mに対して、γの長さとf∘γの長さが同じである。
MとNの間に等距離写像fが存在する場合、MとNは等距離isometricであるという。
説明
簡単に言えば、等距離写像とは、曲面M上の曲線をNに移したとき、またはその逆をしたときに、長さが保持される写像である。
微分を通じて幾何を説明するので、微分可能であることは自然な条件であり、曲面MとN間を行き来するのに問題がないため、全単射である必要がある。さらに、距離が保持される写像について話したいので、等距離写像と呼ぶためには最後の条件も当然満たされなければならない。
定理
f:M→Nを等距離写像、γ:[c,d]→Mを正則曲線とする。すると、dtdγとdtd(f∘γ)の長さは同じである。
dtdγ=dtd(f∘γ)
証明
fが等距離写像であるとしたので、各t∗∈(c,d)に対して、γとf∘γの長さは同じである。
ℓ[c,t∗](γ)=ℓ[c,t∗](f∘γ),t∗∈(c,d)
⟹∫ct∗dtdγdt=∫ct∗dtd(f∘γ)dt
両辺をt∗に対して微分すると、以下を得る。
dtdγ=dtd(f∘γ)
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参考