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ノイマン境界条件 📂偏微分方程式

ノイマン境界条件

定義1

開集合Ω\Omegaで定義された偏微分方程式が与えられたとしよう。次のような境界条件ノイマン境界条件Neumann boundary conditionと呼ぶ。ノイマン境界条件が与えられた偏微分方程式の解を探す問題をノイマン問題Neumann problemという。

uν=0on Ω \dfrac{\partial u}{\partial \nu} = 0 \quad \text{on } \partial \Omega

この時ν\nu外向き単位法線ベクトルを表す。

説明

非同次条件

次のような境界条件を非同次ノイマン条件nonhomogeneous Neumann conditionと呼ぶこともあるが、通常、同次か非同次かを厳密に記述することはない。

uν=gon Ω \dfrac{\partial u}{\partial \nu} = g \quad \text{on } \partial \Omega

例えばポアソン方程式でノイマン問題を解くことは、次を満たすuuを見つけることだ。

{Δu=fin Ωuν=0on Ω \left\{ \begin{align*} -\Delta u = f & \quad \text{in } \Omega \\ \dfrac{\partial u}{\partial \nu} = 0 & \quad \text{on }\partial \Omega \end{align*} \right.

参照


  1. Lawrence C. Evans, Partial Differential Equations (第2版, 2010), p366 ↩︎