Rでの全変数の削除とコンソールのクリア
概要
Rはインタプリタ言語だから、コンソールを見ながらずっと作業をすることになる。この時、デバッグなどのために、いろいろなテストも同じ作業環境で行わざるを得ないけど、テストの途中で生成された特定の変数がとても重要なのに、プログラマがそれに気づかずに、完成版には含まれていないなどのことがあるかもしれない。昨日家でやった時は確かに動いたのに、今日の発表時に突然動かないなどの事は大抵この問題だ。
チップス
ls()
関数は、これまでに生成された変数のリストを文字列で返す関数だ。
これらをリストとして取った後、rm()
関数を実行すれば、全ての変数が削除される。
削除後ls()
で確認した結果、どんな文字列も返さないことを確認できる。
もしR studioを使っているなら、上記のコマンドを使わずに、シンプルなクリック一つで作業環境を初期化できる。また、変数を削除することとは別に、Ctrl + Lを通じてコンソールウィンドウをきれいに初期化できる。整理された環境では、それだけでミスも少ないことを覚えておこう。