Juliaでオペレーティングシステムを確認する方法
概要
Juliaは科学計算に特化した言語であるため、複数のサーバーにプログラムをデプロイして実行することが多く、様々なオペレーティングシステムに対応できるようコードを記述する必要がある。
コード
オペレーティングシステムを確認するためには Sys モジュールを使用する1。
Sys.iswindows
julia> Sys.islinux()
false
julia> Sys.iswindows()
true
最も広く使われる islinux や iswindows の他に、isapple、isbsd、isfreebsd、isunix などがある。特に isunix はUNIXシステムを全て含むため、Apple、Linux、BSDに対して true を返す。
Sys.KERNEL
または、Sys.KERNEL を用いてカーネルを直接確認することもできる。Sys.KERNEL はシンボリックな変数として決定される。
julia> Sys.KERNEL
:NT
環境
- OS: Windows
- julia: v1.10.0
