内積空間における直交性、直交集合、正規直交集合
📂ヒルベルト空間内積空間における直交性、直交集合、正規直交集合
定義
(X,⟨⋅,⋅⟩)を内積空間としよう。二つの元 x,y∈Xが⟨x,y⟩=0を満たすなら、yとxは互いに直交すると言い、以下のように表記する。
x⊥y
元の集合X、{xk}k∈Nが次の式を満たすなら、直交システムあるいは直交集合と呼ぶ。
⟨xk,xℓ⟩=0∀k=ℓ
直交システム{xk}k∈Nが次の式を満たす場合、正規直交システムあるいは正規直交集合と呼ぶ。
∥xk∥=1∀k∈N
説明
内積空間で、ノルムは∥⋅∥:=⟨⋅,⋅⟩として定義されるので、正規直交システムの定義を再記すれば以下のようになる。
∥xk∥=⟨xk,xℓ⟩={10if k=ℓif k=ℓ
また、直交システムが可算集合に対して定義される必要は特にない。
定義
Aを任意のインデックス集合、α、βをAのインデックスとしよう。元の集合X、{xα}α∈Aが次の式を満たすなら、直交システムあるいは直交集合と呼ぶ。
⟨xα,xβ⟩=0∀α=β
直交システム{xα}α∈Aが次の式を満たす場合、正規直交システムあるいは正規直交集合と呼ぶ。
∥xα∥=1∀α∈A
説明
従って、正規直交システム{xα}α∈Aに対して、以下の式を得る。
⟨xα,xβ⟩={10if α=βif α=β