距離空間における連続性とコンパクト性
📂距離空間距離空間における連続性とコンパクト性
定理
Xをコンパクト距離空間、Yを距離空間、f:X→Yが連続だとする。すると、f(X)はコンパクトである。
コンパクトという条件は省略できない。
証明
{Oα}をf(X)の開被覆とする。fが連続であるため、同値条件により、各逆像f−1(Oα)もXで開集合である。従って、{f−1(Oα)}はXの開被覆であり、Xがコンパクトであるため、
X⊂f−1(Oα1)∪⋯∪f−1(Oαn)
を満たすα1,⋯,αnが存在する。従って、逆像の定義により、以下が成り立つ。
f(X)⊂Oα1∪⋯∪Oαn
従って、f(X)はコンパクトである。
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結果
Xをコンパクト距離空間、f:X→Rkが連続だとする。すると、f(X)は閉じていて有界である。また、fも有界である。
定義
実数値関数f:E→Rkが与えられたとする。全てのx∈Eに対して、
∣f(x)∣≤M
を満たす実数Mが存在するならば、fを有界という。
証明
ユークリッド空間でのコンパクトの同値条件と上記の定理により、f(X)は閉じており有界である。f(X)が有界であるため、fも有界である。
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