リーマン ゼータ関数
📂関数リーマン ゼータ関数
定義
次のように定義された関数 ξ をリーマンのシー関数riemann xi functionと呼ぶ。
ξ(s):=21s(s−1)π−s/2ζ(s)Γ(2s)
説明
リーマンのシー関数は元々異なる形で定義されていたが、エドムント・ランダウedmund Landauによって小文字のシー ξ で再定義され、元々のリーマンのシー関数は大文字 Ξ を使って Ξ(z):=ξ(21+zi) のように定義されたとされている。
定理
ξ(1−s)=ξ(s)
一方、リーマンのシー関数は s=21 に対して対称で、これは元のリーマンのシー関数の定義によると、次のように対称性をよりよく表現できた。
Ξ(−z)=Ξ(z)
証明
パート 1.
Γ(x)=∫0∞tx−1e−tdt
ガンマ関数の定義から t=n2πz とすると
Γ(x)==∫0∞(n2πz)x−1e−n2πzn2πdzn2π(n2π)x−1∫0∞zx−1e−n2πzdz
ここで x:=2s と置くと
n−sπ−s/2Γ(2s)=∫0∞z2s−1e−n2πzdz
両辺に ∑n∈N を取ると、リーマンのゼータ関数の定義から Re(s)>1 の場合
ζ(s)π−s/2Γ(2s)===n∈N∑n−sπ−s/2Γ(2s)n∈N∑∫0∞z2s−1e−n2πzdz∫0∞z2s−1n∈N∑e−n2πzdz
パート 2.
ヤコビのセータ関数の定義と性質:
ϑ(τ):=n∈Z∑e−πn2τ
このように定義された関数 ϑ をヤコビのセータ関数と呼び、次のような性質を持つ。
ϑ(τ)=τ1ϑ(τ1)
積分区間を [0,1) と [1,∞) で分けて、[0,1) で τ:=z1 のように置換すると dz=τ21dτ だから
π−s/2ζ(s)Γ(2s)======∫0∞z2s−1ϑ(z)dz∫01z2s−1ϑ(z)dz+∫1∞z2s−1ϑ(z)∫1∞τ1−2sϑ(τ1)τ21dτ+∫1∞z2s−1ϑ(z)dz∫1∞τ−1−2sϑ(τ1)dτ+∫1∞z2s−1ϑ(z)dz∫1∞τ−1−2sτϑ(τ)dτ+∫1∞z2s−1ϑ(z)dz∫1∞τ−2s−21ϑ(τ)dτ+∫1∞z2s−1ϑ(z)dz
積分子を再び dz と統一して表示すると
π−s/2ζ(s)Γ(2s)=∫1∞[z−2s−21+z2s−1]ϑ(z)dz
パート 3.
上の方程式で、変数が s ではなく 1−s であっても
π−(1−s)/2ζ(1−s)Γ(21−s)===∫1∞[z−21−s−21+z21−s−1]ϑ(z)dz∫1∞[z2s−1+z−2s−21]ϑ(z)dzπ−s/2ζ(s)Γ(2s)
両辺に 2(1−s)((1−s)−1)=2s(s−1) を掛けると
2(1−s)((1−s)−1)π−(1−s)/2ζ(1−s)Γ(21−s)=2s(s−1)π−s/2ζ(s)Γ(2s)
これをリーマンのシー関数で表すと
ξ(1−s)=ξ(s)
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