ベータ関数とガンマ関数の関係
📂関数ベータ関数とガンマ関数の関係
定理
B(p,q)=Γ(p+q)Γ(p)Γ(q)
説明
ベータ関数は B(p,q):=∫01tp−1(1−t)q−1dt で定義され、ガンマ関数と同様に多くの分野で応用されている重要な関数だ。ガンマ関数は再帰関係を使って簡単に計算できるので、上の関係式を利用してベータ関数も簡単に計算できる。直感的には、二項係数の一般化であり、階乗が現れるので自然にガンマ関数と関係が深い。
証明
Γ(p)=∫0∞up−1e−udu かつ Γ(q)=∫0∞vp−1e−vdv の場合、
Γ(p)Γ(q)=∫0∞up−1e−udu∫0∞vp−1e−vdv=∫0∞∫0∞up−1vq−1e−ue−vdudv
u+v=z、u=zt、v=z(1−t) に置き換えて
Γ(p)Γ(q)=∫0∞∫01(zt)p−1(z(1−t))q−1e−u−vzdtdz=∫0∞∫01zp+q−1tp−1(1−t)q−1e−zdtdz=∫0∞zp+q−1e−z∫01tp−1(1−t)q−1dtdz=∫0∞zp+q−1e−zdz∫01tp−1(1−t)q−1dt=Γ(p+q)B(p,q)
まとめると
Γ(p+q)Γ(p)Γ(q)=B(p,q)
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系: ベータ関数の対称性
B(p,q)=B(q,p)
置き換えて証明することも馬鹿げているが、B(p,q)=Γ(p+q)Γ(p)Γ(q)=Γ(q+p)Γ(q)Γ(p)=B(q,p) が一行で十分だ。