ジュリアの強力な便利機能、マクロ
概要
マクロは、Juliaでコーディングする時の便利機能であり、スコープの前に置いて実行される。例えば、自分のプログラムがどれくらいの時間を消費するか知りたい場合、次のように書くといい。
@time for t in 1:10
foo()
bar()
end
例
多くの種類があるが、以下のマクロが特に広く使われている:
@time
:後に続く関数やスコープの実行時間を測定する。どんな状況でどう最適化すべきか分からない時、まず時間を測って、良い方を選ぶのが楽になる。言語によっては、時間を測るためのコードを書くのが面倒な場合があるが、Juliaの場合は、マクロ一つで実行時間だけでなく、メモリの使用量まで教えてくれる。@.
:その後に続く式の演算にドット(.)を追加する。@threads
:並列処理を簡単に実装できるマクロだ。@animate
:GIFを簡単に焼くマクロだ。
環境
- OS: Windows
- julia: v1.5.0