連続体仮説
推測
- 連続体仮説: に対して を満たす基数 は存在しない。
- 一般連続体仮説:無限基数 に対して を満たす基数 は存在しない。
説明
カントールは対角線論法のような方法で、すべての無限が同じではないことを証明した。無限集合が存在しても、その基数は比較可能であり、自然数の集合 、整数の集合 、有理数の集合 は互いに等しいが、実数の集合 とは等しくないことも見た。
しかし、私たちが普段考える数の体系、つまり は、西洋人が発見した順序で並べられているだけかもしれない。どの数学の本にも の次が だと書かれていない。それが人類にとって大きな意味があるかどうかはさておき、 より少し大きく より少し小さい何らかの集合が常に存在する。例えば、 にすべての無理数ではなく超越数だけを加えても、「こんな集合」になる。しかし、「その基数はどうなるのか」がまさに連続体問題だ。
この問題は非常に難しく、ヒルベルトの23の問題に挙げられた。そして が存在しないという仮説が連続体仮説であり、その仮説を自然数の集合だけでなく、一般的な集合に一般化したものが一般連続体仮説だ。
連続体問題は後に「真であっても偽であっても矛盾が起こらない」ということ、つまり「真であっても偽であっても証明することが意味がない」ということを示すことで解決された。もう一度強調すると、 を満たす が存在するかしないかを証明したのではなく、存在してもしなくても大丈夫であることを証明したのだ。